日本に4人だけ?的中率80%の「渋滞予報士」のお仕事

日本に4人だけ?的中率80%の「渋滞予報士」のお仕事

更新日 2018/11/19

お盆やお正月を実家で過ごすために、年末や新年に車で帰省する人も多いと思いますが、気がかりなのが高速道路の渋滞ですよね?ニュースやインターネットなどで事前に渋滞予測をチェックしていると思いますが、そもそも誰がどうやって予測しているのでしょう?

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渋滞予報士という仕事

渋滞予報士という仕事をご存知でしょうか?

高速道路上で、いつ・どこで・どのくらいの渋滞が起きるのかを予測するという仕事です。予測することが本来の目的ではなくて、混雑する日を予測して、利用者に利用日時をずらしてもらうのが狙いです。

日本に4人しかいない渋滞予報士

出典:ドラぷら

渋滞予報士という仕事は2007年の7月に誕生しました。

発足から2017年4月までは日本にただ1人しかいませんでした。2018年4月現在、NEXCO東日本の北海道・東北・関東・新潟の各支社にそれぞれ1名合計4名が在籍しています。気象予報士のように資格等があるわけではありませんが、間違いなく渋滞予測のエキスパートです。

予測精度向上のため、潮干狩り客の増減を考慮して潮の満ち干きまで予測に組み込んでいるそうです。

人数は当時の1名から4名に増えたとは言え、日本全域の渋滞を予測するにはかなり少ない印象です。

渋滞予測の方法

高速道路の渋滞は過去交通情報データから導き出すことで予測しています。渋滞の長さや時間の経過など、過去の渋滞を三角形のグラフにして、3年分のデータを重ね合わせることで、予測が可能になります。

あくまでも「過去のデータ」をもとにしているため、現在の道路状況とは違っていたり、高速道路料金や曜日も異なるので、それらを補正した上で予測されています。

予想的中率は約80%というので、かなり正確であることがわかります。

渋滞予測情報を知るには

このような渋滞情報は、サービスエリアなどで配布されている冊子「渋滞予報ガイド」やドライブサポートアプリ「ドラぷらアプリ」、「NEXCO東日本公式Twitter」などからチェックできます。

今後の渋滞予測技術に期待

NEXCOではAI技術を活用した「AI渋滞予知」の実証実験も行っていて、さらなる予想的中率のアップを目指しているそうです。

技術の発展にももちろん期待しつつ、まずはドライバー自身が渋滞の緩和に意識を向けることも心がけたいですね。

さいごに

GWやお盆、年末年始の高速道路は、出発時刻を数時間ずらすだけで渋滞を回避できる可能性があります。車を運転する予定のある方は、事前に渋滞予測をチェックして、ストレスのないドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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