日産のカーシェア、e-シェアモビがイイ感じ!新型リーフとノートe-Powerを体験しよう

日産のカーシェア、e-シェアモビがイイ感じ!新型リーフとノートe-Powerを体験しよう

更新日 2018/10/26

カーシェアといえば、タイムズカープラスやカレコカーシェアなどのサービスをご存知の方は多いと思います。そんな中で自動車メーカーである日産がカーシェア事業を(ひそかに?)開始しています。

日産自動車のEVやe-Powerといった電動車の走りの良さなどを、より多くの人に体感してもらうのが狙いのようです。

カーシェアをよく利用する筆者ですが、このe-シェアモビについて調べてみると、注目すべき特徴がいくつもあったので、この記事で紹介したいと思います。筆者はまだ登録したばかりで利用できていないため、追って利用レポートも紹介したいと思います。筆者の実際の利用体験記は以下の記事を参考にしてください。

参考記事:日産のカーシェア「e-シェアモビ」で新型リーフを体験してきた

先に結論から言っておくと、『e-シェアモビはかなりイイ感じ』です。

Advertisement

車種

利用できる車種はCMでもおなじみの2台、LeafNote e-Powerです。

たった2車種だけ?と思われるかもしれませんが、これは日産が最新の電動車を人々にPRするための戦略レンタカーとの差別化のためだと思われます。

はっきり言って、レンタカーや他社のカーシェアではコスト削減のため型落ちの車両だったり、グレードの低い車両が使用されていることも多いです。その点、e-シェアモビでは最新の2車種のみに絞って、これまで電気自動車に触れてこなかった人など、将来の顧客獲得という明確な戦略が見て取れます。

Leaf

Nissan Leaf ZE1 Nissan Global Headquarters Gallery 2017-08 1.jpg / Qurren (talk) Taken with Canon PowerShot G9 X / CC BY-SA 3.0 / wikipedia

2017年にフルモデルチェンジを果たした、2代目電気自動車。社名のLeafは植物の葉が大気を浄化することと電気自動車のクリーンなイメージを掛け合わせてつけられた。

Note e-Power

Nissan Note e-POWER X.jpg / TTTNIS / CC0 / wikipedia

2018年上半期登録車販売台数No.1となったコンパクトハッチバック。エンジンを搭載しながら、走行にはモーターの動力のみを使用する「e-Power」で販売台数を伸ばしている。ブルーのVモーショングリルがe-Powerの象徴である。

e-シェアモビの注目ポイント4選

最新の2車種を展開するe-シェアモビですが、ここがイイと思える特徴を4つに絞って紹介します。

1.料金

一番お伝えしたいのが料金の安さです。はっきり言ってカーシェアの中では破格の料金設定です。他社と比較しても大丈夫かと逆に疑ってしまうほどです。一番の特徴は、どれだけ乗っても距離料金が発生しないという点です。

これかなり大きくて、通常カーシェアで6時間以上利用するとだいたい15円/km前後の距離料金が発生します。東京から箱根へお出かけみたいなシーンを想定すると、片道だいたい100kmでおよそ3,000の距離料金が時間料金に加えてかかってしまいます。

もう一度言いますが、e-シェアモビではこの距離料金が一切かかりません。実際にどれくらい安いか、レンタカーや他社カーシェアと比較してみました。

利用シーンは3パターンを想定し以下のカーシェア・レンタカー6社で比較してみました。

カーシェア

  • タイムズカープラス:圧倒的なステーション・車両数でカーシェア業界トップシェア。
  • カレコ:首都圏を中心に豊富なカーラインナップを展開。
  • e-シェアモビ:この記事で紹介している日産の提供するカーシェア。
  • Every Go:ホンダの提供するカーシェア。e-シェアモビとの比較として調査した。

レンタカー

  • 日産レンタカー:e-シェアモビとの比較用
  • ニコニコレンタカー:格安レンタカー大手

※特に記載の無い場合は各社標準のプランで計算しています。
※料金は各社ホームページの情報を元にしていますが、燃費やガソリン価格等は筆者が仮置きしたものですので参考程度に考えてください。
※他社のNoteはe-Powerでない場合がありますが、他社の普通のガソリン車と同じと想定して計算しています。
※日産レンタカーでLeafの充電は有料の場合もありますが無料の場合で計算しています。
※ホンダのEvery Goの車両はNote e-Powerと同クラスのFit Hybridとし、どちらも同じ燃費値を想定しています。
※高速道路料金は概算です。(料金の比較には影響しません)
※各種割引や任意加入の保険料等は考慮していません。
※別途1,000円程度月額料金が発生する場合があります。

シーン1.平日にちょこっと子供の送り迎えと買い物

利用時間 2時間 / 走行距離 15km

カーシェアの宣伝でもよくありそうな、チョイ乗り的な使い方です。

この結果を見るとNote e-Powerを借りる場合、短時間利用のカーシェアだと各社あまり差が見られません。いずれも一時間800円程度の料金ですね。

Leafの場合は、e-シェアモビが一番安くなっています。そもそもタイムズとカレコでは現在最新の車両を借りることができず旧型を借りた場合の比較になります。さらにタイムズではLeafをショート利用する際はNoteの2倍の時間料金となってしまします。eシェアモビではNote e-PowerもLeafも全く同じ料金です。

またレンタカーでは、短時間利用の料金設定がないため、2時間程度の利用でも強制的に6時間の料金となってしまい割高になり比較にならないレベルになります。そもそも短時間利用を狙ったのがカーシェアサービスなので当たり前といえば当たり前の結果です。

シーン2.家族で休日に都内から箱根まで日帰り旅行

利用時間 12時間 / 走行距離 250km

12時間程度で日帰りで旅行を想定したシーンです。高速道路走行のため燃費値を少し変えています。

ここで一気にe-シェアモビの料金の安さが際立ちました。Note e-Powerの場合は距離料金が発生しない分、4~5,000円の差でカーシェア各社の中で圧倒的な安さになります。格安レンタカーと比較しても若干ですが、e-シェアモビが安いことがわかります。

Leafの場合も同様にe-シェアモビなら最新車両を格安で利用できます。

シーン3.連休を利用して都内から実家の大阪まで帰省

利用時間 48時間 / 走行距離 1000km

2日間で長距離移動を想定したシーンです。こちらも高速道路走行のため燃費値を少し変えています。

Note e-Power、Leafともにカーシェアの中ではe-シェアモビが一番安いですが、さすがにこれくらいの長時間となると、レンタカーの方が安くなります。ただし、距離料金とガソリンがかからないe-シェアモビでは長距離を乗れば乗るほどオトクという状態になるため、同じ時間でもっと長く走る場合には逆転する場合も十分ありえます。

2.豪華装備

冒頭にも書きましたが、通常カーシェアやレンタカーに使用される車はコスト削減のため、モデルチェンジ前の車であったり、装備などが省略されたLowグレードのものも多いです。また、車両によって仕様はバラバラで、実際に車に乗るまでどんな装備があるか分からないことが通常です。

しかし、e-シェアモビで利用できるNote e-PowerとLeafは先進の装備を搭載しています。e-シェアモビのHPに記載がある通り、全車ナビ・ETCを始め以下の装備が利用できます。

オプション料金を考えると何十万円もの価値がある先進装備が全車に標準装備されています。

Note e-Power Leaf
カーナビ
ETC車載器/カード
ドライブレコーダー
インテリジェント
クルーズコントロール
○*
インテリジェント
アラウンドビューモニター
インテリジェント
エマージェンシーブレーキ
インテリジェント
LI(車線逸脱防止支援システム)
LDW(車線逸脱警報)
ワンペダル走行 ○ e-Power Drive ○ e-Pedal
プロパイロット
パーキング 

*e-シェアモビHPを見ると、Leafのインテリジェントクルーズコントロールは有りとなっている情報と無しとなっている情報が混在します。サポートに確認したところ全車有りということでした。

3.電子鍵は運転免許証

カーシェアの利用には利用前後の車両の解錠・施錠のため、電子鍵と呼ばれるカードが必要になってきます(一部スマホアプリでも可)。通常、各社が発行する専用カードやPasmoなどのFelica対応カードを使用するのですが、e-シェアモビではこの電子鍵に運転免許証を使用します。

細かいことと思われるかもしれませんが、筆者はこれかなり便利だと思っています。そもそも運転する際に必ず必要ですし、免許証不携帯で違反になることもないですし、財布にカードが増えてかさばるとこもないですし、メリットしかありません

現在、運転免許証を電子鍵として利用できるのは、日産の「e-シェアモビ」とホンダのカーシェア「Every Go」のみとなっています。

4.ETCカード不要

e-シェアモビの車両にはETCカードが予め用意されています。これ今のところe-シェアモビだけのサービスです(もちろん高速道路利用料金は別途請求されます)。

レンタカーや他のカーシェアでは自分でETCカードを用意する必要があります。そのため、利用後にETCカードを車内に忘れるというトラブルがかなり多いです。

また普段車に乗らない人はETCカード自体も持っていない場合もあり、高速道路でETCゲートを利用するためには、わざわざカードを発行する必要があります。

その点、e-シェアモビはカード忘れのトラブルも起きませんし、なんと言ってもETCカードを持ってない人でも気軽に利用できるサービスとなっています。ここにも運転の障壁を低くすることで多くの人に利用してほしいという、日産の特徴がよく現れていると思います。

課題もある

以上のように、いいことずくしに思えるe-シェアモビですが、課題というか欠点もあります。筆者が考えているのは以下の2点です。

月額料金1,000円

タイムズカープラスやカレコ同等の月額1,000円の基本料金が掛かります。これはまったく利用しない月でも掛かり、またタイムズ・カレコでは月額料金分が利用した料金から差し引かれるという割引(月額料金実質無料)がありますが、e-シェアモビにはありません

しかし、e-シェアモビ2018年11月30日まではこの月額1,000円が無料になるキャンペーンを実施しています。この月額料金無料キャンペーンはこれまでも何度も実施されているため、無料期間の延長などもあるかもしれません。

また、先に述べた利用料金の安さや、先進技術を搭載した車両が利用できるというメリット等を考えるとこの月額費用1,000円という金額はそれほど大きな欠点ではないと思えます。

ステーションの少なさ

これが現在一番の課題です。ステーション数は2018年10月現在で日本全国でわずか100箇所以下とかなり少なくなっています。現に予約しようと思うと平日こそ空きはありますが、土日祝日はほとんどの車両が予約で埋まっている状況です。いくら安くて便利でも、そもそも予約できなければ意味がありません。

このステーションの少なさについては、日産自身ももちろん理解しているようです。e-シェアモビのステーションを、現状から2018年度末までに500拠点に増やす計画をしているそうです。500でも他社に比べるとまだまだかと思いますが、今後に期待しましょう。

まとめ

最後になりますが、結論です。冒頭で書いたものには実はただし書きがありました。

結論:e-シェアモビはかなりイイ感じ(ただしステーションが少ないため今後に期待)

具体的なPointも以下にまとめました。興味を持った方は是非に登録して利用してみましょう。

  • 利用できる車は先進技術を搭載したNote e-PowerとLeafの2車種
  • カーシェアの中では唯一距離料金がいくら乗ってもかからないためかなり安い
  • ETCカード不要、免許証で解錠・施錠等かゆいところに手が届くサービス
  • 2~3日間の長期間利用でも格安レンタカーとも張り合えるレベル
Advertisement